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□ 製品背景 |
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| Excelを業務で使うときの問題は、Excelデータがファイルとして利用者によって個人管理されているのでデータを恣意的に変更できるということです。その結果シート上のデータの信憑性が低下し、基幹システムとの間に誤差が生じるのです。 元帳となるべきExcelファイルが多重に存在することも管理を複雑にしています。スプレッドシート統制を引き合いに出すまでもなく、データをExcelファイル内に保持する限り避けられない問題です。
この問題への対策は、外部データベースからのExcelへの最新データの提供です。つまりExcelファイル内にデータを保持せず、外部データベースで一元管理して必要なときに外部データベースからExcelへデータの貼り付けを行うのです。 EUC(End User Computing)は、Excelと外部データベースの連携「Excel + 外部データベース」により完成します。
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□ 製品概要 | |
| 当製品『エアボーン』はエクセルデータとデータベースシステムとを強力に連携させることで上記の問題を解決します。
基幹システムのデータベース内容とサーバで管理されたExcelファイルをクライアント環境に随時ダウンロードすることで「基幹システムとの間のデータの誤差」と「多重管理」を回避します。クライアントPCに存在するExcelデータは、データベースの「写し」として強固に管理する手法です。
機能としては、登録(Excelデータをデータベースシステムへ)と出力(データベースシステムからExcelデータへ)です。2機能の合成により更新(出力から登録)という第3の機能まで発展します。
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□ 製品導入 | |
| 使い慣れたExcelなので従来の業務を変更することなく短期で当製品の導入ができますので、稼働までに要する手間が少ない「低コスト・高品質」なソリューションです。更に既存の基幹業務、基幹システムへの影響も無くシステム対応と拡張が完了します。
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□ 製品特徴 | |
| ・複数のデータベースシステムへの同時アクセス機能を持ち、OracleとSQLServer、PostgreSQLの混在にも対応できるのが特徴です。
・Excelのマクロ(VBA)を必要としないのでLAN環境の多種なExcelバージョンに対応可能です。
・入出力ロジック定義はパラメータの設定だけで完了して、所謂ビルドやコンパイルという工程は不要ですから、短期間の準備で即戦力としてご利用いただけます。
・Webサービス対応により高セキュリティ対応済なので、ネットワーク上から隠された(別ゾーンの)データベースへのアクセスが可能となります。自治体への導入実績もあります。
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□ 運用イメージ | |
| 登録( Excelデータ -> データベース )
・履歴書、伝票、検査結果など、データ入力したExcelファイルを未決済フォルダに集積して、随時処理にて、1ファイルごとに、または一括してデータをファイルごとエアボーン画面にDrag&Dropします。これでデータベース登録処理は完了します。登録完了のExcelファイルは未決済フォルダから決済済みフォルダに自動移動します。
出力( データベース -> Excelデータ )
・ブラウザ上のメニュー画面(またはVBなどで作成した画面)から帳票出力対象を選択します。
・上記操作後、必要なデータ(明細、集計値)がデータベースからExcelシートに出力されて画面上に表示されます。その際、条件指定でデータ特定する機能も使えます。予め雛形として登録済のExcelフォーマットに準拠して出力するのでレイアウトされた帳票形式そのものですから、データの保存または印刷が可能です。
・更にエアボーンで出力したExcelファイル上のデータをExcel本来のグラフ機能で加工することでBIツールとしても使えます。
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□ 運用アクセス管理 | |
| 操作履歴の管理として、クライアントPC上にWindowsログインユーザ単位で操作履歴を格納します。また、データアクセス履歴については、ログ用にデータベーステーブルを立てて、そこに逐次ログ格納する対応も標準機能で行えます。基幹システムのデータベースの変更と負荷を回避するためにフリーデータベースのPostgreSQLを準備し、ログを集約管理することで対応できます。 |
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□ 製品情報 | |
■エアボーン本体価格 | |
| ※オープンプライス |
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■エアボーンサポート料金 | |
| ※オプション、規模や要望により異なります |
| ・導入コンサルタント |
| ・年間保守運用サポート |
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| 下記へお問い合わせ下さい。 |
| TEL 054-273-3353(代) |
| ルーデンス エアボーン担当 |